読書録(2021年12月)

ほぼ冬休みで仕事がなかったため、読書も映画鑑賞もはかどった。

毎年、夏と冬に大型連休があるライフスタイルに慣れてきたので、来年は忙しい時期と連休にそれぞれ何をするかを考えて行動していきたい。

 

-歴史-

東アジア史と西アジア史の大家による対談の『歴史とはなにか』は期待外れであったが、『グローバル・ヒストリー入門』、『世界システム論講義』、『貿易の世界史』、『東インド会社とアジアの海』など歴史総合に備えたグローバル視点の歴史について多くの本を読むことができた。同じヒトの移動でも、原始を題材にした『サピエンス日本上陸』も意欲的で面白かった。

日本近世の概説書である『近世史講義』は微妙だった。

『イギリス1960年代』は今まで触れてこなかった分野で面白く読めた。今後は音楽、映画、ファッションなどの文化と世界史学習を絡めていきたい。

 

-思想・社会-

専門の日本思想については『日本思想史への道案内』で、丸山・和辻の二人の大家を補助にして復習することができた。

西洋哲学については『99%のためのマルクス入門』でマルクスの思想を改めて学ぶことができた。シンプルな社会主義/資本主義像からだいぶ脱却することができてきた。もう一度、原典にチャレンジするときがきているかもしれない。一方、『アガンベン』は難しすぎてあまり理解することができなかった。現代思想は入門書を何冊か読んでいきたいと思う。

政治学者の講義をもとにした『未来をはじめる』、文化人類学者のアナキズム論である『くらしのアナキズム』は、宮本常一による対馬の村の寄合のエピソードが共通して出てきて印象的であった。どちらの本も「政治」や「経済」の示す範疇を身近に広げようとする姿勢が見られ、今後公民の授業を担当するにあたって参考にしていきたいと思った。

『男が介護する』、『痴漢外来』は普段読まないジャンルの本であったが、医療・福祉という現代社会において大きな問題になっているテーマの中に、ジェンダー観が大きく色濃く影響していることを意識させられた。

 

-文学-

『自生の夢』、『ビニール傘』、『JR上野駅公園口』、『ピカレスク

 

-漫画-

スラムダンク

 

★映画

ホームアローン2』、『スターウォーズ1・2・3』、『猿の惑星』、『オリエント急行殺人事件』、『マイ・プライベート・アイダホ』、『15時17分、パリ行き

 

★テレビ・ラジオ

NHKスペシャル』【夜の街、景気回復VSインフレ、ジェンダーサイエンス、】、『BS1スペシャル』【ひろしまタイムライン、悪魔の兵器】、『英雄たちの選択』【1941開戦】、『アナザーストーリーズ』【海外旅行】、『今ここにある危機とぼくの好感度について』(NHKオンデマンドで)

水曜日のダウンタウン』、『ゴッドタン』、『有吉の壁』、『テレビ千鳥』、『相席食堂』、『千原ジュニアの座王』、『ソウドリ』、『千鳥のクセがすごいネタグランプリ』、『ザ・ベストワン』、『野田レーザーの逆算』、『ザマンザイ』、『NETAMI』、『ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』、『THE W 2021』、『M-1グランプリ2021』、『すてきに帯ライフ』、『検索ちゃん』、『お笑いアカデミー賞』、『M-1グランプリアナザーストーリー』、『爆笑ターンテーブル』、『芸人報道』、『たけしの公開オーディション』、『楽屋ニュース』『ラヴィット!嶋佐総集編』、『オールザッツ漫才』、『クイズ正解は一年後』、『アメトーーク大賞』(地上波・Tverで)

『チャンスの時間』(Abemaで)

『ドキュメンタル10』(amazonで)

M-1グランプリ 準決勝』、『M-1グランプリ決勝体験ライブ』(FANYで)

マヂカルラブリーのANN0』(radikoで)

 

M-1でオズワルドが優勝できなかったのは残念だが、面白いお笑い特番がたくさんあって満足。来年はライブ配信をもっと買っていきたい。