読書録(2022年7月)

-歴史・政治-

来年度担当する可能性が高い歴史総合に備えて『世界史の考え方』で歴史総合という試みについて捉えるとともに、『世界史の構造』で柄谷行人の世界史像を学んだ。「近代」というあまりにも大きな対象を、どのような史料とテーマを用いて学ばせていくか、とても大きな試練であるが頑張って取り組みたい。

選挙があったのもあり、『日本政治史講義』、『職業としての官僚』、『はじめての政治哲学』と政治に関する本も多く読んだ。安倍晋三以後を考えるヒントにもなった。統一教会問題が取り上げられる中、『なぜ人はカルトに惹かれるのか』も読んだ。

 

-地理-

今、私にとって一番関心を惹くテーマは「空間」と「思想」の関係なのだと思う。『ハロー、ユーラシア』は現代中国の思想と地政学的な戦略を、『アーバニスト』と『権力の空間/空間の権力』は都市空間の持つ思想性を明らかにしており、とても興味深かった。旅行と読書という二つの趣味が繋がる点がここにある気がするのでもう少し掘っていきたい。

久々の旅行記として読んだ『世界最悪の鉄道旅行』はやや物足りなかったので、実際に旅行をすることで満足感を得ていきたい。

 

-学問・思想-

『文系と理系はなぜ分かれたのか』で現在の学問全般について学ぶ。

先月に引き続き、授業におけるファシリテーションなどを学ぶために、『じぶんで考え自分で話せるこどもを育てる哲学レッスン』、『実践・哲学ディベート』でテーマ設定や議論の進め方などを知ったので、これも活かしていきたい。また、『演劇とは何か』の内容もコミュニケーションや場をつくる際に役立ちそうだった。

 

-漫画-

暗殺教室

ネウロに引き続き、作者は奇才。

 

★映画

キートンの大列車追跡』、『ザ・マジックアワー』、『シェーン』、『雨月物語』、『イコライザー』、『家族の肖像』、『幕末太陽傳』、『劇場版SHIROBAKO』、『エクソシスト』(amazon primeで)

前から気になっていた作品を多く観たが、どれも刺さらず・・・。王道の名作をだいたい観終わってしまい、ガツンとくる映画体験ができていない気がする。

 

★演劇

『さらば原子力ロボむつ~愛・戦士編』(観劇三昧で)

 

★テレビ・ラジオ

クローズアップ現代』【サイバー戦、特定妊婦】、『世界のドキュメンタリー』【ベラルーシ】(NHKオンデマンドで)

水曜日のダウンタウン』、『ゴッドタン』、『有吉の壁』、『相席食堂』、『千原ジュニアの座王』、『アメトーク』、『千鳥のクセがすごいネタグランプリ』、『ザ・ベストワン』、『野田レーザーの逆算』、『マルコポロリ』、『やすとものいたって真剣です』、『ABCお笑いグランプリ(地上波・Tverで)

『チャンスの時間』、『しくじり先生』、『ニューヨーク恋愛市場』、『ABCお笑いグランプリ』(Abemaで)

マヂカルラブリーのANN0』(radikoで)

囲碁将棋の情熱スリーポイント』(GERAで)

カベポスターが面白すぎた・・・。今年のM-1で絶対に決勝進出してほしい。