読書録(2023年1月)

仕事が忙しくて高ストレスだったが、そこから逃れるかのように読書や映像鑑賞をした。

 

-社会-

『人口減少社会のデザイン』、『問いからはじめる家族社会学』、『問いからはじめる現代企業』と先月に引き続きライフコースに関する本を多く読み、家族と企業からなる社会の形が少しずつ理解できてきた。

また、教科書的な本ばかり読んで社会を知った気になってもしょうがないので、『ルポ女性用風俗』と『ルポ座間9人殺害事件』で性と死を通して現代社会の問題に触れた。ルポはさっくり読めるので今後も読み進めていきたい。

日本を飛び出て世界の問題については『Weの市民革命』で消費、『ウクライナ戦争の200日』で戦争を学んだ。ずっと積読状態だった『FACTFULNESS』も社会について学ぶ際の重要な視点を与えてくれた。

 

-思想-

同じくずっと積読状態だった『考えるヒント』を読んだが、古いエッセーは頭に入りづらい。マルクスなどの労働哲学を扱う『AI時代の労働の哲学』、プラグマティズムを扱う『転んでもいい主義のあゆみ』もあまりしっくり来ず、思想哲学系の本はハマるのを見つけるのが難しいと思った。

 

-歴史-

先月の1980年代に続いて『1990年代論』を読む。戦後、昭和・平成、70・80・90年代などフレームを変えると見えてくる社会の形が変わるのが面白い。映像も豊富に残っている時代なので、本以外にも様々な形で深く学んでいきたい。

科学史の核心』、『つながりの精神史』、『帝国日本のプロパガンダ』とそれぞれ全く違うテーマの歴史本も読んだが、どれもビビっとは来ず。脳がグルグル動くような歴史体験をしたい。

 

-文学-

和歌山の土と血のどきつい臭い全開の『枯木灘』、沖縄の政治と生活のバランス取れた『山之口貘詩集』がどちらも新しい読書体験だった。戦後に活躍した有名な文学者たちの作品は一通り読んでいきたい。

後、『百田尚樹をぜんぶ読む』がかなり面白くて自分の興味が今文芸批評的なところにかなり重きを置いていることを自覚した。来月は批評系を深掘りしたい。

 

-漫画-

闇金ウシジマくん

 

★映画

野獣死すべし』、『俺たちに明日はない』、『バージニア・ウルフなんかこわくない』、『止められるか、俺たちを』、『マジカル・ガール』(U-NEXTで)

クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲』(DVDで)

最近、映画を以前より深く楽しめるようになった気がする。たくさんの映画を観てきたことで他作品と結び付けたりがしやすくなったからか。

 

★テレビ・ラジオ

紅白歌合戦』、『BS世界のドキュメンタリー』【ゴルバチョフ】、『NHKスペシャル』【ヤングケアラー・超少子化中流危機を越えて②・混迷の世紀④】、『100分de名著』【フェミニズム】、『BS1スペシャル』【アマゾン先住民・文化財返還】、『クローズアップ現代』【不適切保育・東京大改造】(NHKオンデマンドで)

水曜日のダウンタウン』、『有吉の壁』、『相席食堂』、『千原ジュニアの座王』、『アメトーク』、『マルコポロリ』、『ゴッドタン』、『あちこちオードリー』、『ネタパレ』、『おもしろ荘』、『幻の優勝ネタ祭り』、『シンパイニュース』、『笑アセろ』、『ここにタイトルを入力』、『お笑いオムニバスGP』、『ドリーム東西ネタ合戦』、『笑って年越し世代対決』、『フットンダ』、『ハナシ寿司』(地上波・Tverで)

『チャンスの時間』、『しくじり先生』、『ニューヨーク恋愛市場』(Abemaで)

マヂカルラブリーのANN0』、『ウエストランドのANN』(radikoで)

マヂカルラブリーno寄席』、『ダイヤモンドno寄席』、『囲碁将棋no寄席』(FANYで)

囲碁将棋の情熱スリーポイント』(GERAで)

『メディア王』(U-NEXTで)

年末・正月番組でお笑いたくさん観たが、以前よりもお笑い熱が少し醒めてきたかも。