読書録(2023年12月)

冬休みで時間があり、色々と観たり読んだりできた。忘年会でいろんな人からオススメ作品を聴いたので、来月はそれらも吸収して視野を広げていきたい。

 

-歴史・思想-

陸海軍の組織をインタビューから紐解いた『帝国軍人』、戦前の検閲の構造を分析した『空気の検閲』と今まで読まなかったタイプの戦前史本を読んだが、かなり面白かった。基礎的な通史はだいたい学習し終わったので、こういった狭いテーマを学んでいきたい。

ナショナリズム入門』、『キリスト教の本質』、『物語チベットの歴史』とナショナリズムキリスト教チベット仏教について学んだが、大味すぎてあまり頭に入ってこず。

 

-社会-

行動経済学の処方箋』はあまりハマらず。経済は大の苦手なので、もっと図解などが多い初心者向けの本を読む必要がある。一方で、『「おたく」の精神史』は批評・カルチャー・歴史という自分にとってかなり興味の深い分野でガシガシ読み進められた。映画や小説を鑑賞するコツもわかってきたので、批評系の本は増やしていきたい。

『不完全な司書』は以前読んだ『手づくりのアジール』の著者の妻が書いた私設図書館についてのエッセイでかなり面白く、今の自分が求めている言葉をくれる本だった。

『食べる』で人間科学に関するシリーズを読み始めたが、これはシリーズ読破する価値があるかもしれない。

 

-芸術・芸能-

この一年、映画鑑賞を過去にないほど行っているので、『日本映画110年史』で今まであまり観てこなかった邦画について学習。観たい映画が増えた。

『東京芸人水脈史』、『囲碁将棋の情熱スリーポイント公式本』、『笑い神』、『M-1グランプリ2023公式ガイドブック』とお笑い本を過去にないほど読んだ。

 

-文学-

『鵼の碑』、『塗仏の宴』、『最終便に間に合えば』、『厭魅の如き憑くもの』、『伝奇集』

ついに京極夏彦の最新作が出たので、やっと読むことができた。朋来堂での読書会もできて満足度が高い。

 

-漫画-

『藤子・F・不二夫SF短編コンプリート8・9』

 

★映画

ビッグ・リボウスキ』、『ゾディアック』、『海街diary』、『鳥』、『愛のむきだし』、『ドライブ・マイ・カー』、『オペラは踊る』、『トウキョウソナタ』、『かもめ食堂』、『気狂いピエロ』、『アステロイド・シティ』、『青い春』、『エレファント』、『キル・ビル2』、『ヤンキー・ドゥードゥル・ダンディ』、『ギルバート・グレイプ』、『SOMEWHERE』(U-NEXTで)

『鬼太郎誕生』(映画館で)

長さを理由に観ていなかった愛のむきだしがめちゃくちゃ面白かった。高崎で時間がある間に、こういう超長時間映画を観ておきたい。

 

★テレビ・ラジオ

NHKスペシャル』【超人手不足時代・アフターコロナ心の異変・ハマスイスラエル】、『アナザーストーリーズ』【阿部定事件・ミニスカート】、『クローズアップ現代』【気候難民・生成AI】、『BSスペシャル』【特攻】、『英雄たちの選択』【江戸川乱歩】(NHKオンデマンドで)

 

水曜日のダウンタウン』、『有吉の壁』、『相席食堂』、『千原ジュニアの座王』、『マルコポロリ』、『私のバカせまい史』、『アメトーーク』、『ジョンソン』、『THE W』、『THE MANZAIプレマスターズ・マスターズ』、『検索ちゃんネタ祭り』、『お笑いアカデミー賞』、『M-1グランプリ2023敗者復活・決勝・ネクストデイ』、『ブチギレ王』、『楽屋ニュース』、『オールザッツ漫才』、『正解は一年後』、『ハナシ寿司』、『娯楽語り』、『紅白歌合戦(地上波・Tverで)

『チャンスの時間』(Abemaで)

ハンニバル2』(U-nextで)

M-1グランプリ準決勝・チャンピオンライブ』(FANYで)

マヂカルラブリーのANN0』(radikoで)

囲碁将棋の情熱スリーポイント』、『ダイヤモンドのおもしろ座り話』、『ライスのミラクルビュッフェ』(GERAで)

ウエストランドのぶちらじ』、『M-1ラジオ』(Youtubeで)

お笑い系をたくさん観たが、M-1が過去にないほどに低調だったのでテンションが下がる。松本人志のスキャンダルも出て、今後のお笑い界がどうなっていくのかわからない中、少しお笑い熱が醒めてきている。