読書録(2022年12月)

ほぼ冬休みだったので本も読みまくり、映画も観まくり、テレビとお笑いも観まくりでここ最近だと一番貪欲に様々な作品に触れられたと思う。毎月これぐらいできると良いんだけどな・・・。

 

-歴史-

時間に余裕があったので意識的にテーマに沿った読書をしようと岩波新書の『インディアンとカジノ』、中公新書の『新疆ウイグル自治区』、講談社現代新書の『アイヌ学入門』の三冊を合わせて読んだ。どれもアメリカ・中国・日本における先住民と国家の関係についての本で、それぞれが関連するところもあり刺激的な読書体験ができたので今後も挑戦してみたい。

ベートーベンから西洋近代を描いた『英雄の世紀』、銭貨から東アジア中世を描いた『銭躍る東シナ海』も、政治史中心の歴史を相対化する良い材料になった。歴史総合を実践する際に、こういった視線を大事にしていきたい。

 

-思想-

月の初めに読んだ『人間の解剖はサルの解剖のための鍵である』が全くピンとこずに苦戦を強いられたが、アナキズムを扱った『もう革命しかないもんね』、社会資本を扱った『集まる場所が必要だ』、個人と分人概念を扱った『私とは何か』はどれも面白く、自分の思考を少し自由にすることができた。

 

-経済・社会-

『平成史』と『現代用語の基礎知識』によって30年間と10年間に絞って日本社会の構造と変化をとらえることができた。こういった頭の中に見取り図を作るような読書は重要。

『マジョリティ男性にとってまっとうさとは何か』、『ジェンダーで読み解く男性の働き方・暮らし方』、『男性中心企業の終焉』、『ドキュメント「働き方改革」』と現代日本における労働とジェンダーの問題に関する本も多く読んだ。社会人5年目を終える今だからこそ、今年度の強化テーマとしてここはさらに掘り進めたい。

経済史への知見を深めるために『宇沢弘文』も読んだ。

 

-文化-

『Number M-1グランプリ特集』で漫才、『日本のロック名盤ベスト100』で音楽についての知識を拡げる。自分の知っているものばかり繰り返し味わうのではなく、定期的に新しい文化を知っていく必要がある。

 

-文学-

『宝島』を苦労して読んだが、正直あまりハマらなかった。2023年はもう少し短めの小説をこまめに読んでいきたい。

 

★映画

『天気の子』(amazon primeで)

『紳士協定』、『トム・ジョーンズの華麗な冒険』、『ロスト・イン・トランスレーション』、『アメリカン・ハッスル』、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』、『ビッグ・フィッシュ』、『セックスと嘘とビデオテープ』、『地上より永遠に』、『バグジー』、『モテキ』、『未知との遭遇』、『死霊のはらわた』、『オリバー!』、『永い言い訳』、『オール・ザ・キングスメン』、『わが命つきるとも』(U-NEXTで)

U-NEXTに久々に登録してバカほど観た。超有名な作品はだいたい観てしまったので、アカデミー賞受賞作や様々なジャンルの古典などを中心に観進めた。東京の風景を描いた『ロスト・イン・トランスレーション』がかなり良かった。もっくんの演技が光る『永い言い訳』も素敵。

 

★テレビ・ラジオ

『声は届くのか』、『NHKスペシャル』【学徒出陣・混迷の世紀③・長時間労働中流危機を越えて①】、『映像の世紀バタフライエフェクト』【リンドバーグ】、『英雄たちの選択』【大正新教育・二宮尊徳】、『BS1スペシャル』【アメリ中間選挙】(NHKオンデマンドで)

ドキュメンタリー系ではあまりガツンと来るものは無い。今まで観てきたものの続編などを中心に観た。

水曜日のダウンタウン』、『有吉の壁』、『相席食堂』、『千原ジュニアの座王』、『アメトーク』、『マルコポロリ』、『THE MANZAI』、『オールザッツ漫才直前!大作戦会議』、『THE W』、『M-1グランプリ2022』、『検索ちゃん』、『つづきましてコンボ』、『M-1グランプリアナザーストーリー』、『カワシマの穴』、『ゴールデンラヴィット』、『パニックコント』、『よしもと楽屋ニュース』、『あらびき団』、『オールザッツ漫才』、『クイズ正解は一年後』(地上波・Tverで)

『チャンスの時間』、『しくじり先生』、『ニューヨーク恋愛市場』、『スピードワゴンThe Night』(Abemaで)

マヂカルラブリーのANN0』(radikoで)

囲碁将棋の情熱スリーポイント 情熱アワード2022』、『M-1アフタートーク』【マンゲキ・ムゲンダイ】、『固有名詞ネタライブ』、『M-1決勝体験ライブ』、『囲碁将棋単独ライブ』(FANYで)

囲碁将棋の情熱スリーポイント』(GERAで)

年末はお笑い特番で無限に時間がなくなっていく。囲碁将棋に激ハマりしているので、関連ライブも多数鑑賞した。