読書録(2024年1月)

年始の休みがあり、仕事も全然なかった。

映画はだいたい観たいものは観たので、ドラマをたくさん観た。

 

-歴史-

世界史を勉強しようと思って、歴史学の大家が書いた『世界史の誕生』と高校教員が書いた『「なぜ!?」からはじめる世界史』を読んだが、しっくりこなかった。もう少し細かい事件や人物に関する評伝や、テーマ史的な読み物、思想史などからのアプローチが必要かもしれない。

日本史では『謎の平安前期』がかなり面白かった。自分の中で抜けている知識の部分が埋まる感覚は気持ち良い。『朝鮮王公族』も同じように教科書では大きく扱われない範囲で面白かった。隠されていたのがここ数年の報道で明らかにされてきていた『統一教会』も、知らなかった事実が多くて面白かった。『原子力の精神史』も含めて、日本社会のタブーとされてきたことを学べた。

 

-思想-

大杉栄セレクション』でアナキズム、『ちぐはぐな身体』で身体論について思想家の言葉に触れる。最新の言説として『訂正する力』を読んだがこちらはあまりハマらず。

 

-社会・生活-

2024年を元気に過ごすために『自律神経を整える』を読んで知識をつけた。

先月読んだ1冊目に続き、シリーズ人間科学の『助ける』、『感じる』を読んだ。

『ポスト社会主義の政治』で冷戦後のヨーロッパ政治、『男女平等はどこまで進んだか』でジェンダー問題、『ほんとうの定年後』で老後問題と社会を知れば知るほど頭が痛くなる。

 

-文学-

『日本蒙昧前史』、『地図と拳』

どちらも長いスパンの歴史を群像劇的に扱った小説だったが、こういう形式は下手すると印象がぼやけるなぁとも思う。

 

-漫画-

『藤子・F・不二夫SF短編コンプリート10』、『北斗の拳

ついにF先生のSFシリーズを読破。古典の名作もどんどん読んでいこう。

 

★映画

スナッチ』、『赤線地帯』、『ヴァチカンのエクソシスト』、『マーティ』、『レッド・ドラゴン』、『羊たちの沈黙』(3回目)、『天使の涙』、『ミスティック・リバー』、『ひまわり』、『プリズナーズ』、『羅生門』、『恋の手ほどき』、『トラック野郎 御意見無用』

重めな映画が多かったが、前よりも楽しめるようになってきた。

 

★テレビ・ラジオ

『市民X』【ビットコイン】、『BSスペシャル』【欲望の資本主義2024】、『NHKスペシャル』【調査報道新世紀1・自衛隊・混迷の世紀⑪】、『あたらしいテレビ2024』、『子どもがいない世界がやってくる』、『映像の世紀バタフライエフェクト』【朝鮮戦争・FBI・恋人たち・芸術家・満洲】、『100分de名著』【宗教論】(NHKオンデマンドで)

久々にNHKのドキュメンタリーを観まくる。

 

水曜日のダウンタウン』、『有吉の壁』、『相席食堂』、『千原ジュニアの座王』、『マルコポロリ』、『私のバカせまい史』、『アメトーーク』、『ジョンソン』、『アヤツリスクワッド』、『勝手に!漫画アワードNEO』、『ツッコミ芸人総会』、『爆笑ヒットパレード』、『幻の優勝ネタ祭り』、『芸人シンパイニュース』、『辞書で呑む』、『ドリーム東西ネタ合戦』、『あらびき団』、『THE CONTE』(地上波・Tverで)

『チャンスの時間』(Abemaで)

ハンニバル3』、『半沢直樹1・2』(U-nextで)

M-1敗者復活・決勝体験ライブ』、『マヂカルラブリーno寄席』、『ダイヤモンドno寄席』、『ケビンスno寄席』(FANYで)

マヂカルラブリーのANN0』(radikoで)

囲碁将棋の情熱スリーポイント』、『ダイヤモンドのおもしろ座り話』、『ライスのミラクルビュッフェ』(GERAで)

ウエストランドのぶちらじ』(Youtubeで)

M-1が消化不良で終わったところに松本人志の活動休止で、お笑い氷河期の再来の予感。いったいどうなることやら・・・。今までほぼ観てこなかったドラマを本格的に観出した。