読書録(2023年8月)

ほぼ丸一か月夏休みだったので映画観まくり、本読みまくり、深く考えまくりだった。大学入試の過去問解きまくったし、大学についても調べまくる。

 

-歴史-

歴史総合三部作の『世界史とは何か』を読んだが、やはり歴史総合の実践は難しい。そんな中で『ナチスは「良いこと」もしたのか?』は現代社会で必要とされている歴史学の営みを丁寧に書いていて、歴史総合の参考になりそうだと思った。

日本史については近代史を『生きづらい明治維新』、『民衆暴力』、『昭和の戦争』と経済、社会、軍事など幅広く学習することができた。世界史についても近代史を大きくとらえた『産業革命史』、『アメリカ黒人史』を読んだ。近代史は世界史と日本史両方をさらに深めていきたい。

 

-社会・思想-

『「問う」を学ぶ』で幅広い学問について基礎を学んだうえで、ホロコーストなどを扱う『責任という虚構』で哲学、大阪あいりん地区を扱う『貧困と地域』で社会、様々な精神疾患を扱う『はじめての精神医学』で精神医学など各学問について深掘りしたが、なんといっても『なんでも見つかる夜に、こころだけは見つからない』が良い本過ぎた。鬱屈しがちな心が少し軽くなった。

 

-文学-

『ニッポンの文学』で大きな見取り図を学ぶ。

高校現代文の再履修として『山月記・李陵』、『こころ』、『羅生門・鼻』の三作を読む。10年前読んだときとはまったく違う読み方ができて、自分の成長を実感した。

5作目の森見作品で『熱帯』、3作目の朝井作品で『正欲』と現代小説も読んだが、『正欲』が凄い小説過ぎて感動した。

 

-漫画-

『藤子・F・不二夫SF短編コンプリート1~5』を読んだが、滅茶苦茶面白かった。SFの想像力は思考を豊かにするな。後、大学生の時に読んで面白かった『描かないマンガ家』を読む。

 

★映画

『上海から来た女』、『恋人たち』、『テス』、『カルメン故郷に帰る』、『エブリシング・エブリウェア・アット・ワンス』、『ペンタゴン・ペーパーズ』、『ナビィの恋』、『イカとクジラ』、『ナイロビの蜂』、『ベン・ハー』、『タイピスト!』、『抱擁のかけら』、『80日間世界一周』、『ラーゲリより愛をこめて』、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』、『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア

1か月で16作も観たのは久々だと思うが、古典的名作から最新のアカデミー賞作品まで幅広く観れた。映画、本当に面白いなぁ。

 

★テレビ・ラジオ

映像の世紀バタフライエフェクト』【戦場の女たち】、『NHKスペシャル』【混迷の世紀⑨】(NHKオンデマンドで)

 

水曜日のダウンタウン』、『有吉の壁』、『相席食堂』、『千原ジュニアの座王』、『マルコポロリ』、『私のバカせまい史』、『深夜のハチミツ』、『オールザッツ漫才』、『耳心地いい-1グランプリ』(地上波・Tverで)

『チャンスの時間』(Abemaで)

囲碁将棋の情熱スリーポイント ふつうのネタライブ』(FANYで)

マヂカルラブリーのANN0』(radikoで)

囲碁将棋の情熱スリーポイント』(GERAで)

情熱スリーのメンバーシップに入り、ジムでランニングしながら過去会を聴きまくった。