読書録(2024年3月)

高崎生活最後の一か月、落ち着いた状態で映画鑑賞と読書に勤しんだ。来年度からはまた仕事が忙しくなるが、この二つは続けていきたい。

 

-社会・心理・教育-

時事をテーマに鋭い言葉をバシバシぶつける『わかりやすさの罪』が最高だった一方、同じような試みの『「おりる」思想』はかなり微妙。現代社会を切り取ることの難しさを感じた。自分は言葉選び上手くなりたい。

『人が人を罰するということ』で責任や罰について考えるがなんかもやっとして終わる。他にも『恐怖の正体』、『心の病気はどう治す?』、『聞く技術 聞いてもらう技術』と心理学/精神医療関係の本をたくさん読む。自分の中で心理や精神に対する問題意識が強まりつつある。

『社会科教材の研究』で授業準備の心得を学びつつ、『脱学校の社会』で学校教育の相対化を目論む。教員生活も7年目になるので、自分なりの教育論を確立していきたい。

 

-歴史-

『岩波講座世界歴史16巻・17巻』、『近代とは何か』と改めて「近代」について考えを深めて、今後の歴史総合の土台を築いた。『近代日本のナショナリズム』、『国民とは何か』でナショナリズム、『ダーウィンの呪い』で人種主義という近代の歴史に大きな影響を与えた二つの思想を学んで、より思想を強固なものにした。

そして「現代」について考える基礎として『平成時代』を読んだが、こちらはあまり新たな発見はなかった。

 

-文学-

『深い河』、『ア・ルース・ボーイ』と90年代文学を読む。自分が生まれた頃に書かれていて、古典とも現代文学とも違う味わいがあって面白い。

舞台で観た『桜の園・三人姉妹』、映画で観た『哀れなるものたち』など、原作を読むという行為も新たに試みた。

作品の消費ばかりではよくないなと思い、創作をするために『物語のつくり方』でメソッドを学ぶ。今年度は何かしら長めの作品を作りたい。

 

★映画

ベスト・キッド』、『殯の森』、『氷の微笑』、『メン・イン・ブラック』、それでも夜は明ける』(2回目)、『クーリエ』、『ヒート』、『花とアリス』、『リング』、『月に囚われた男』、『希望のかなた』、『ゲット・アウト』(2回目)、『友だちのうちはどこ?』、『ボーンズ・アンド・オール』、『マイノリティ・リポート』(2回目)、『戦場にかける橋』(2回目)、『グーニーズ』、『A.I.』、『シティ・オブ・ゴッド』(2回目)、『砂の器』(2回目)、『女は女である』、『慰めの報酬』、『楢山節考』(U-nextで)

オッペンハイマー』(映画館で)

プロジェクター返却前に、過去に観た名作をたくさん見返した。どれも面白かったし、初鑑賞時よりも深く楽しむことができた。

 

★テレビ・ラジオ

『100分de名著』【シャーロックホームズ・偶然性アイロニー連帯・精神現象学】、『映像の世紀バタフライエフェクト』【ガンディー・米中・石油・1968/89・オッペンハイマー】、『ヒューマ二エンス』【神経】(NHKオンデマンドで)

 

水曜日のダウンタウン』、『相席食堂』、『千原ジュニアの座王』、『マルコポロリ』、『私のバカせまい史』、『アメトーーク』、『R-1グランプリ』、「ENGEIグランドスラム』、『ザ・ベストワン』、『ランジャタイのがんばれ地上波!』(地上波・Tverで)

『チャンスの時間』(Abemaで)

『THE SECOND32→16』(FANYで)

マヂカルラブリーのANN0』(radikoで)

囲碁将棋の情熱スリーポイント』、『ダイヤモンドのおもしろ座り話』、『ライスのミラクルビュッフェ』(GERAで)

ウエストランドのぶちらじ』、『カラタチの最果てのセンセイ!』(Youtubeで)

 

カラタチのラジオにハマる。後、セカンドの予選が今年もアツすぎて・・・。かりんとうの車も最高だったし、バラエティでは永野が大暴れ。お笑い面白い。