読書録(2021年11月)

3か月連続で読書冊数は少ないが、今月はビビッとくる本が多かったので満足度は高い。

専門の日本史に関しては一応、全ての時代・分野について満遍なく本を読めてきているのでいったん休憩して、来年は政治経済や思想、時事問題などに関する読書を増やしていきたい。

 

-歴史-

歴史総合に向けてグローバル・ヒストリー的な視野を獲得するために大阪大学の『市民のための世界史』で通史を理解しつつ、『16世紀 「世界史」のはじまり』で大航海時代を地球大から捉え、『砂糖の世界史』でモノ視点で歴史を捉えた。経済と地理ももう少し深掘りしていく必要を実感した。専門外である世界史についてもだいぶ基礎知識がついてきたので、もう少し専門的な内容も学んでいきたいと思う。

日本史では『兵農分離はあったのか』で「中世/近世」についての理解を深めることができた。こういったタイトルに疑問点が綺麗に表れている本は、授業づくりなどにも役立つので積極的に読んでいきたい。

また、歴史を学び、教えていくために『歴史修正主義』を読んだ。歴史に対する距離の取り方がだいぶ掴めてきた気がする。これをいかに授業に活かすかは考えていきたい。

 

-社会-

今月、どころか今季ナンバーワンの刺さった本は『手づくりのアジール』で、とにかく面白かった。現代社会に感じる違和感がスルリと言葉になっていて気持ちよかった。自分もこういう文章を書けるようになりたい。

『バッタを倒しにアフリカへ』もベストセラーになっただけあってベラボウに面白い。自分と全く違うジャンルの専門家の本は、こういう軽めの本でガシガシ吸収していきたい。

立憲民主党の党首選にあわせて『野党論』、『安いニッポン』など時事問題も学ぶ。

 

-文学-

読書メーターに登録した小説が300作に到達するので、記念として北方謙三作品を久々に読む。『楊家将』も北方イズムが溢れていてかっこよかった。

読書会でオススメされていた乙一『暗いところで待ち合わせ』も読む。この前の読書会では興味深い本がたくさん紹介されていたので、まずはそこから読んで読書ジャンルを広げていきたいと思う。

 

-漫画-

約束のネバーランド

最近のジャンプ漫画はすっきり完結するので一気読みがしやすい。凝った設定と展開で面白かった。

 

★映画

ホームアローン』、『スターウォーズ4・5・6』、『存在のない子供たち』、『フリー・ガイ』

スターウォーズは前から観ようとして観られていなかったので、ついに手を出す。このワクワク感は凄い。

 

★テレビ・ラジオ

『100分de名著』【般若心経、生きがいについて、中原中也詩集】、『100カメ』【オールナイトニッポン】、『NHKスペシャル』【原爆投下】(NHKオンデマンドで)

水曜日のダウンタウン』、『ゴッドタン』、『有吉の壁』、『テレビ千鳥』、『相席食堂』、『千原ジュニアの座王』、『ソウドリ』、『千鳥のクセがすごいネタグランプリ』、『ベストワン』、『野田レーザーの逆襲』、『漫才lovers』、『ドラフトコント』(地上波・Tverで)

『チャンスの時間』(Abemaで)

M-1グランプリ 3回戦・準々決勝』(Youtubeで)

マヂカルラブリーのANN0』(radikoで)

M-1の予選をひたすら観た1か月だった。毎年、観たことないキャラやシステムの漫才が出てきて本当に感心する。